【決断】副業をやめた理由と続けた理由/さおりんが8種類試してわかった「やめ時」の判断基準

副業がしんどくて、やめたい気持ちと、やめたら負けな気がする気持ちで……もう何ヶ月も同じところをぐるぐるしてるんです。

副業をやめるかどうかは、稼げているかどうかでは決まりません。私は8種類の副業を試して、6つをやめて、2つを続けています。おかしな話ですが、やめたもののなかには月5万円稼げていた副業があり、続けたもののなかには初月3,800円しか稼げなかった副業がありました。数字がいいほうを残したわけではなかったんです。

私は時短勤務のワーママで、育休中に副業を始めました。当時はやめるたびに「また続かなかった」と自分を責めていましたが、今振り返ると、やめた6つは全部やめてよかったと思っています。この記事では、私が何を理由にやめて、何を理由に続けたのか。そして主婦・ワーママが「やめ時」を判断するときに見るべき基準を、そのままお話しします。

この記事でわかること

  • 副業をやめる判断が「稼げているか」で決まらない理由
  • さおりんが6つの副業をやめたときの具体的な決め手
  • 迷ったときに自分に問いかける「やめ時」の5つの質問
目次

副業の「やめ時」を判断するとき、収入で決めてはいけない理由

副業をやめようか迷っている人のほとんどが、まず収入を見ます。「3ヶ月やって5,000円だからやめよう」「月3万円になったから続けよう」というふうに。私も最初はそうでした。

でも、この決め方には落とし穴があります。副業の収入は、始めたばかりの時期はどれもほとんど変わらないんです。アンケートモニターも、Webライターも、私の1ヶ月目はどちらも4,000円以下でした。スタート地点の数字では、続く副業と続かない副業の区別がつきません。

副業の「やめ時」とは?

やめ時とは、稼げなくなったタイミングのことではありません。その副業を続けても、自分の時間・体力・生活と釣り合わなくなったと判断できたタイミングのことです。収入はあくまで判断材料のひとつで、それ単体では答えになりません。

では何を見ればいいのか。私の場合、答えは「半年後の自分がこれをやっている姿を想像できるか」でした。想像できないものは、どれだけ稼げていてもやめています。

この記事でお話しするのは、精神論ではありません。私が実際に6回やめて、2回続けた判断のなかで、毎回共通していた3つの物差しです。育休中・時短勤務という限られた時間のなかで動いてきたからこそ、はっきり見えてきたものでした。

さおりんが副業を6つやめた理由|育休中から復職後までの記録

まず、私がやめた6つを正直に並べます。どれも「稼げなかったから」ではなく、別の理由でやめました。

フェーズ①(育休中)

とにかく動いてみた3つ

アンケートモニター3ヶ月・合計2,400円 / メルカリ6ヶ月・最高8,000円 / ハンドメイド5ヶ月・合計6,800円

フェーズ②(復職後1年目)

壁にぶつかった2つ

データ入力2ヶ月・時給120〜180円 / アフィリエイトブログ1回目3ヶ月・20記事で収益0円

フェーズ③(復職後2年目)

稼げていたのにやめた1つ

せどり6ヶ月・最高月収52,000円。数字は出ていたが体力面で断念した

フェーズ④(現在)

続いている2つ

Webライター2年 / アフィリエイトブログ2回目1年半。どちらも継続中

ひとつずつ、何が決め手だったのかを振り返ります。

アンケートモニター|3ヶ月で2,400円、時間だけが消えた

育休中にいちばん最初に始めたのがアンケートモニターでした。スマホひとつでできて、審査も待ち時間もない。始めるハードルの低さは今でも評価しています。

やめた理由は、収入の低さではなく3ヶ月やっても、3ヶ月前の自分と何ひとつ変わっていなかったことでした。答えるのが速くなったわけでも、単価が上がったわけでもない。1年後も同じ時給のままだと気づいた瞬間に、私のなかで終わりました。

💬 さおりんの結論

「まず動いてみる」の入口としては優秀。でも育休中の限られた時間をずっと預ける場所ではありませんでした。

メルカリ・ハンドメイド|売れても手元にお金が残らなかった

フリマは6ヶ月で最高8,000円、ハンドメイドは5ヶ月で合計6,800円。ハンドメイドは材料費を引いたら実質赤字です。

ただ、やめた決め手はそこではありませんでした。梱包して、宛名を書いて、コンビニに持っていく。この一連の作業を娘の昼寝中にやっていて、ある日「私は今、自分の休憩時間を全部これに使っている」と気づいたんです。

📝 さおりんの体験談

ハンドメイドをやめると決めたのは、娘が起きてきたときに「あとちょっと待って」と言ってしまった日でした。布小物のミシンを止められなくて、そのまま20分ほど待たせたんです。売上は月に2,000円ちょっと。あの20分と釣り合っているのかと考えたら、答えは出ていました。悔しさより先に、ほっとした気持ちが来たのを覚えています。

データ入力・ブログ1回目|「合わない」と「やり方を知らない」を混同していた

復職後に始めたデータ入力は、時給に換算すると120〜180円でした。2ヶ月で離脱しています。同じ時期に始めたアフィリエイトブログは、20記事書いて収益ゼロのまま3ヶ月で止めました。

このふたつは、やめた理由の質がまったく違います。データ入力は「合わなかった」。ブログは合わなかったのではなく、私がやり方をまったく知らなかっただけでした。SEOという言葉すら知らずに、ただ書いていたんです。

ブログ1回目が3ヶ月で止まった原因

①検索されるテーマかどうかを一度も調べていなかった

②読者が何を知りたいのかを考えず、書きたいことだけ書いていた

③3ヶ月で結果が出ないのは当たり前という前提を知らなかった

この違いに気づいたのは、ずっと後になってからでした。合わないからやめるのは正しい判断です。でも、やり方を知らないだけの状態でやめると、同じことを別の副業でもう一度繰り返します。

やめた6つのうち、本当に後悔しているのはブログ1回目だけです。あれは「向いてない」ではなく「知らない」だっただけでした。

月5万円稼げていたせどりをやめた本当の理由

ここが、私がいちばんお伝えしたい部分です。復職後2年目に始めたせどりは、6ヶ月で最高月収52,000円。当時の副業のなかでは、ぶっちぎりで稼げていました。

52,000円
せどり最高月収(6ヶ月目)
3,800円
Webライター1ヶ月目の収入

数字だけ見れば、残すべきはせどりのほうです。実際まわりにもそう言われました。それでも私はせどりをやめて、稼げていなかったWebライターのほうを選んでいます。

理由は、体力でした。家電量販店をまわって特価品を探し、持ち帰って検品して、梱包して、発送する。この作業が娘の世話と物理的に両立できなかったんです。玄関に段ボールが積まれた部屋で、「これを5年続けている自分が想像できない」と思った瞬間に、私のなかで結論が出ました。

数字がよくてもやめてよかったと思う3つの理由

①作業量が収入に比例するので、収入を伸ばすには時間をさらに削るしかなかった

②スキルが積み上がらず、半年後も同じ働き方をしている想像しかできなかった

③家のなかに在庫を抱える生活が、家族の暮らしを圧迫し始めていた

在宅ワークや副業を選ぶとき、私たちはつい「いくら稼げるか」だけを比べます。でも実際に生活を削るのは、金額ではなく作業の中身のほうです。時短勤務で帰宅してから寝かしつけまでの2時間に、段ボールを開ける余裕はありませんでした。

💡 補足

ちなみに、せどりそのものを否定するつもりはまったくありません。保管場所があって、体力に自信があって、まとまった時間を確保できる人にとっては、再現性の高い副業だと今でも思っています。合う・合わないは人によって本当に違います。

やめると決めたあと、私は在庫をすべて売り切ってから撤退しました。ここは焦らなくて大丈夫です。やめる判断と、やめ方は別の話なので。

稼げてる副業をやめるなんて、もったいなくて私にはできない気がします……。

稼げていなかったWebライターを続けた3つの理由

では、初月3,800円だったWebライターをなぜ続けられたのか。当時の私は20時間働いて3,800円、時給にすると190円です。数字だけ見ればアンケートモニターとほとんど変わりません。

それでも続けたのは、1ヶ月目の終わりに、はっきりと「1本目より2本目のほうが速く書けている」という手応えがあったからです。収入は増えていないのに、自分の中身が変わっている感覚がありました。

1
やるほど上手くなった
書いた本数だけ速く、読みやすくなる実感が最初の月からあった
2
単価に上限がなかった
文字単価0.3円から1.5円へ、同じ作業時間でも収入が変わる仕組みだった
3
30分でも進められた
寝かしつけ後の細切れ時間でも1段落は書ける。まとまった時間が不要だった

3つ目は、ワーママにとっては決定的でした。せどりは30分では何も進みません。仕入れに行くにも発送するにも、まとまった時間と外出が必要です。一方でライティングは、30分あれば確実に1段落ぶん前に進みます。

実際、この判断は数字で答え合わせができました。2ヶ月目12,000円、3ヶ月目31,000円、6ヶ月目68,000円。1年後には月8〜10万円になっています。でも当時の私にその未来は見えていません。見えていたのは「上手くなっている」という感覚だけでした。

やめた6つに共通していたこと

やるほど上手くなる実感がない / 収入に上限がある / まとまった時間か体力が必要

続けた2つに共通していたこと

やるほど上手くなる / 単価を自分で上げられる / 30分単位で進められる

こうして並べてみると、判断基準は最初からずっと同じでした。稼げるかどうかではなく、半年後の自分が今より上手くなっているかどうか。それだけです。

続ける理由が「もったいないから」になっていたら、それはもうやめ時のサインだと思っています。

とはいえ、今の副業だけを見ていると比べる相手がいません。判断に迷うときは、負担の軽いものを1つだけ並走させて感覚を確かめる方法もあります。

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主婦・ワーママのための「やめ時」判断チェック|5つの質問

ここまでの経験を、誰でも使える形に整理しました。迷ったとき、私は今でもこの5つを自分に聞いています。

01
3ヶ月前の自分より上手くなっているか収入ではなく作業の質で見る
↓
02
半年後もこれをやっている自分を想像できるか想像できないなら理由を言葉にする
↓
03
30分の空き時間で1歩進められるかワーママにはここが一番効く
↓
04
やめたい理由は「合わない」か「知らない」か知らないだけなら学べば変わる
↓
05
家族との時間を削らずに続けられるかここが崩れたら金額に関係なくやめる

このうち、STEP04がいちばん大切です。私はブログ1回目でこれを間違えました。合わないと思ってやめたけれど、実際は書き方を知らなかっただけ。同じことをもう一度やらないために、やめる前に一度だけ確かめてほしいところです。

判断のしかたには、順番があります。まず「合わない」か「知らない」かを分ける。知らないだけなら、やめる前に学んでみる。合わないと確認できてはじめて、やめる判断に進んで大丈夫です。

⚠️ 注意してほしいこと

「まわりがやめないから自分もやめられない」という理由だけで続けるのは、いちばん消耗する続け方です。SNSで結果を出している人と自分を比べても、使える時間も家庭の事情も違います。判断基準は、自分の生活のなかにしかありません。

もうひとつ、意外と見落とされがちなのが「やめる」と「休む」は別物だということです。私はブログ1回目を完全にやめましたが、あれは3ヶ月休むだけでもよかったのかもしれません。

Q何ヶ月やってから判断すればいいですか?

A最低3ヶ月です。ただし、3ヶ月経っても「上手くなった実感」がゼロなら、そこは正直に見てください。私のアンケートモニターがそれでした。

Qやめたら経歴に傷がつきませんか?

Aつきません。副業をやめても記録は残らないですし、8種類試した経験そのものが、今の私の記事の材料になっています。

Qやめるか迷っている間も続けたほうがいいですか?

A手を止めずに、期限だけ決めてください。「あと1ヶ月やって判断する」と決めると、迷いながら続ける消耗がなくなります。

副業をやめると決めたあとにやること|次につなげる3ステップ

やめる判断ができたら、次に進む準備をします。ここを丁寧にやるかどうかで、次の副業の立ち上がりが変わりました。

やめたあとにやる3つのこと

①途中の仕事・在庫をきれいに終わらせる
②やめた理由を一行で書き残す
③次に試すものを1つだけ決める

順番に説明します。

① 途中の仕事と在庫を終わらせてからやめる

クラウドソーシングで受注中の案件がある場合は、必ず納品してから離れてください。評価は残りますし、そこを雑にすると再開したときに困ります。せどりのときも、私は在庫を売り切ってから撤退しました。

② やめた理由を一行で書き残す

これはやっておいてよかったことです。手帳の隅に「ハンドメイド:作業時間と収入が釣り合わない」と一行だけ書いていました。理由を残しておくと、次に副業を選ぶときの条件がそのまま手に入ります。

③ 次に試すものを1つだけ決める

やめた直後に何も決めないと、そのまま数ヶ月止まります。私はせどりをやめた日に「次はライティング」とだけ決めました。同時に3つ試すのは、時間が限られているワーママにはおすすめしません。

Before(判断基準がなかった頃)

やめるたびに自分を責めていた / 次に何を選べばいいかわからない / 同じ失敗を繰り返す

After(判断基準を持ってから)

やめる決断が3日で終わる / 条件に合うものだけを選べる / 6つの失敗が選び方の材料になった

こうして書き出してみると、私が本当に手に入れたのは月10万円の収入ではなく、選び方の基準だったのかもしれません。

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最後に、ここまでの判断基準を確認できる形にまとめておきます。今まさに迷っている人は、上から順に自分に当てはめてみてください。

やめるか続けるか、判断できそうですか?

□ 3ヶ月前より上手くなった実感があるか確認した → 収入ではなく作業の質で見る
□ 半年後も続けている自分を想像してみた → 想像できない理由を言葉にする
□ 「合わない」か「知らない」かを切り分けた → 知らないだけならやめる前に学ぶ
□ 家族との時間を削っていないか振り返った → ここが崩れたら金額に関係なくやめる
□ やめると決めたら理由を一行で書き残した → 次に選ぶときの条件になる

まとめ:副業のやめ時は、収入ではなく「半年後の自分」で判断する

私は8種類の副業のうち6つをやめました。やめた理由は稼げなかったからではなく、やるほど上手くなる実感がなく、半年後の自分を想像できなかったからです。月5万円稼げていたせどりをやめて、初月3,800円のWebライターを続けたのも同じ基準でした。やめることは失敗ではありません。合わないと確認できたなら、それはひとつ前に進んだということです。

やめるかどうかで迷った時間も、ちゃんとあなたの判断材料になります。

6つやめた私が言うので、安心してください。やめてもゼロには戻りません。次に選ぶときの基準が、ひとつ増えるだけです。

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