
副業、頑張ってきたんですけど……最近ずっと「もうやめようかな」って気持ちが消えなくて。続けられない自分がダメなのかなって思っちゃうんです。
副業を「やめたい」と思ったことのない人は、たぶんいません。むしろ、やめたくなる時期があるのが普通です。あなたが弱いわけでも、副業に向いていないわけでもありません。「こんなに頑張っているのに、どうして続かないんだろう」——そう感じて、自分を責めていませんか。
実は私(さおりん)も、副業を3年続けてくる中で、本気で「もうやめよう」と思った瞬間が何度もありました。この記事では、育休中に副業を始めたワーママの私が実際にぶつかった3つの「やめたい」の壁と、そのたびにどうやって乗り越えてきたのかを、きれいごと抜きで正直にお話しします。今まさに「やめたい」の中にいるあなたの肩の力が、少しでも抜けたらうれしいです。
この記事でわかること
- 副業を「やめたい」と感じる本当の理由
- さおりんが3年で乗り越えた3つの「やめたい」の壁
- 「やめたい」と思ったときにまず試してほしいこと
- モチベーションに頼らず副業を続けるコツ
副業を「やめたい」と思うのは、あなたが弱いからじゃない
「やめたい」という気持ちが出てくると、多くの人は「自分は意志が弱い」「根性がない」と自分を責めてしまいます。でも、育休中も時短勤務中も副業を続けてきた私から見ると、やめたくなるのは意志の問題ではなく、続け方の設計に無理があるサインです。
そもそも副業は、本業と育児のすき間でやるものです。疲れている日もあれば、成果がまったく見えない時期もあります。そんな状態で「毎日やる気を保て」というほうが無理なんです。まずは、なぜ「やめたい」が生まれるのかを整理してみましょう。
なぜ「やめたい」が生まれるのか
①結果が見えない——収益が出ない時期が続くと、ゴールのないマラソンを走っている気分になる
②時間が取れない——育児や本業が忙しくなると、副業が「できていない罪悪感」に変わる
③比べてしまう——SNSで成功している人と自分を比べて、進みの遅さに落ち込む
この3つは、どれも「あなたの性格の問題」ではありません。副業をしている人なら、ほぼ全員が通る道です。だから、やめたくなった自分を責める必要は、まったくないんです。
むしろ「やめたい」という気持ちは、心が「今のやり方は少し無理があるよ」と教えてくれているサインだと私は思っています。ワーママの場合、育児・家事・本業だけでも毎日いっぱいいっぱい。そこに副業を積み上げているのだから、しんどくなって当然です。だからこそ、気持ちで乗り切ろうとせず、続け方そのものを見直すことが大切になります。
さおりんが3年で乗り越えた3つの「やめたい」の壁
ここからは、私が実際にぶつかった3つの壁を、時系列でお話しします。同じ場所でつまずいている人が、きっといるはずだからです。
1〜3ヶ月目
1つ目の壁:収益ゼロの孤独
Webライターを始めて最初の月収は3,800円。時給にすると190円でした。「こんなに書いているのに、これだけ?」と、収益が見えない孤独に押しつぶされそうになった時期です。
半年〜1年目
2つ目の壁:時間が取れない罪悪感
娘が歩き始めて目が離せなくなり、副業をほぼ中断。焦りと「できていない罪悪感」が積み重なって、「もう続けられない」と何度も思いました。
1年半〜2年目
3つ目の壁:頑張っても報われない虚しさ
月1万円で伸び悩み、「このまま続けても意味があるのかな」という虚しさが襲ってきた時期。一番静かに、でも一番深く「やめたい」と感じました。
正直に言うと、3つ目の壁が一番きつかったです。収益ゼロのときは「まだ始めたばかりだから」と言い訳ができました。でも、1年続けて伸び悩んだときは、努力の量では解決できない壁にぶつかった感覚だったんです。
それでも今、私はまだ副業を続けています。乗り越えられたのは、根性でも才能でもなく、壁ごとに対処法を変えたからでした。



どの壁も、そのときは本当に苦しかった。でも振り返ると、やめたくなった瞬間って、ぜんぶ「やり方を変えるサイン」だったんです。
「やめたい」と思ったときにまず試してほしい3つのこと



気持ちはわかったんですけど……実際に「やめたい」ってなったとき、その場でどうすればいいのか知りたいです。
「やめたい」と感じたときに、いきなり「やめる」か「気合いで続ける」かの二択で考えると、たいてい悪いほうに転びます。私がその場でやってきたのは、もっと小さな一手でした。
「やめたい」ときにまず試すこと
①やめる前に「1週間だけ休む」——「やめる」ではなく「休む」に置き換える。1週間後にまだやめたければ、そのとき決めればいい
②副業を始めた理由を書き直す——「なぜ始めたのか」を白紙に書き出すと、最初の気持ちを思い出せる
③最低ラインまでハードルを下げる——「今日は5分だけ」「見出しだけ考える」。ゼロにしないことが再開を簡単にする
特に効果が大きかったのは、①の「1週間だけ休む」です。不思議なことに、休むと決めた瞬間に少し心が軽くなって、1週間後には「やっぱりもう少し続けたい」と思えることが多かったんです。「やめたい」は、実は「疲れたから休みたい」のサインだったりします。私も、収益ゼロで落ち込んだときほど、この「休む→戻る」を繰り返して踏みとどまってきました。
逆に、疲れている状態のまま無理やり続けると、副業そのものが「つらいもの」として記憶に残ってしまいます。そうなると、机に向かうだけで気が重くなり、余計に続かなくなる悪循環に陥ります。だから「休む」は、続けるための立派な戦略なんです。
💡 補足
ちなみに、②の「理由を書き直す」は、スマホのメモでも手帳でもかまいません。私は「娘の習い事費用を自分で出したい」「会社の給料だけに依存したくない」と書いていました。疲れて目の前しか見えなくなったとき、この一行が原点に戻してくれます。
モチベーションに頼らず副業を続けるコツ
3年続けてきていちばん実感しているのは、続けている人は「やる気がある人」ではなく「仕組みを持っている人」だということです。
副業は「やる気があるから動く」ではない
「動くからやる気が出る」。続けるコツは、モチベーションではなく仕組みにあります。
やる気は天気と同じで、自分ではコントロールできません。晴れの日もあれば、どうしても動けない雨の日もあります。だからこそ、やる気に左右されない「続く仕組み」をつくることが、遠回りに見えていちばんの近道でした。たとえば私は「娘を寝かしつけたあとの30分だけ机に向かう」と時間を固定してから、やる気の有無に関係なく手が動くようになりました。私が実際に使っている仕組みを紹介します。
副業は、才能ではなく継続力の勝負です。「今日5分だけ」を積み重ねた人が、1年後に大きな差をつけています。もし今、環境を変えて仕切り直したいなら、案件の数が多いクラウドソーシングで小さく再スタートするのもおすすめです。



やめたくなったら、やめるんじゃなくて「やり方を変える」。それだけで、副業はぐっと続けやすくなりますよ。
「やめる」という選択も、間違いじゃない
ここまで「続けるコツ」を話してきましたが、正直に言うと、副業は必ずしも続けることだけが正解ではありません。生活や心が壊れてしまっては本末転倒です。大事なのは「なんとなく続ける」でも「勢いでやめる」でもなく、自分で納得して選ぶこと。私が壁にぶつかるたびに使っていた判断の基準がこちらです。
いったん離れてもいいとき
睡眠や家族との時間が削られている/副業を考えると涙が出るほど追い詰められている/お金のためだけに体調を崩している
もう少し続けたいとき
疲れているだけで、休めば気持ちが戻りそう/理由は「時間がない」で、やる気自体は残っている/小さくても成長や手応えを感じている
やめることは、逃げではありません。自分の心と体を守る判断も、続けるのと同じくらい大切な選択です。いったん離れて、余裕ができたらまた戻ってくればいい。副業は、何度でもやり直せます。私自身、時間が取れずに中断した時期を経て、また戻ってきた一人です。
副業「やめたい」を乗り越える・続けるコツ よくある質問
副業を続けることや、やめたい気持ちについて、よく聞かれる質問を4つにまとめました。
最後に、「やめたい」と思ったときに思い出してほしいことを、チェックリストにまとめました。心が疲れたときに、また見返してみてください。
やめたくなったときに思い出したいこと、いくつできそうですか?
まとめ:やめたくなった今が、続けるコツを身につけるチャンス
副業を3年続けてわかったのは、「やめたい」はやめるサインではなく、続け方を見直すサインだということです。やめたくなるのは、あなたが弱いからではありません。休み方や仕組みを整えれば、また動き出せます。
まずは「1週間だけ休む」「最低ラインを下げる」——その小さな一手から始めてみてください。



一気に頑張らなくて大丈夫。今日はここまで読めたあなたなら、きっとまた動き出せます。ゆっくり、一歩ずつ一緒に続けていきましょう。










