
副業を始めようと思ってから、もう2ヶ月経つんです……でも、まだ何も始められてなくて。
副業を始めて最初の2ヶ月で、まとまった収入を作れる人はほとんどいません。でもそれは、才能がないからでしょうか。違うんです。ワーママの私も、育休中に「副業を始めよう」と決めてからの最初の2ヶ月間、収入は1円もありませんでした。稼げなかったのではなく、そもそも「稼ぐための行動」を1つもしていなかったんです。
この記事では、副業初心者だった頃のさおりんが最初の2ヶ月間で実際にやってしまった5つのミスを、包み隠さず全部話します。時短勤務や育休中で使える時間が限られているワーママほど、この2ヶ月の使い方で結果が変わります。今から始める人が同じ遠回りをしなくて済むように、失敗の中身と、やり直すならどうするかまで具体的に書きました。
この記事でわかること
- 副業初心者が最初の2ヶ月でやりがちな5つのミス
- なぜ最初の2ヶ月でつまずいてしまうのかという構造的な理由
- 最初の2ヶ月をやり直すならやるべき3ステップ
副業を始めた最初の2ヶ月、さおりんは1円も稼げませんでした
私が副業を意識し始めたのは、育休に入って3ヶ月目のことでした。育休給付金は手取りの約67%。毎月の出費は変わらないのに収入だけが3分の2になり、貯金が月5万円ずつ削れていく現実に、静かに焦っていたんです。
「このままじゃまずい」と思って副業を調べ始めたのが、記念すべき1ヶ月目。そして2ヶ月が経ったとき、私の副業収入は0円でした。
この40時間という数字が、いま振り返ると一番痛いところです。娘が昼寝している間、夜に寝かしつけたあと、スマホで「副業 おすすめ」「主婦 在宅ワーク 稼げる」と検索し続けていました。ブックマークだけが増えて、行動だけが1つも増えていなかったんです。
1ヶ月目
情報収集だけで終わる
「副業 おすすめ」で検索し、記事を50本以上読む。ブックマークは30件に増えたのに、収入は0円のまま。
2ヶ月目
比較し続けて決められない
どれが一番稼げるかを比べ続ける日々。登録は一度もせず、この月も収入は0円。
3ヶ月目
ようやく1つ登録する
アンケートモニターに登録し、初めて数百円が入る。ここでやっと副業が「始まった」。
3ヶ月目に初めて数百円が入ったとき、金額よりも「動けば1円は入るんだ」という事実のほうが大きな衝撃でした。この2ヶ月間、私に足りなかったのは情報でも時間でもなく、たった1回の「登録する」という行動だったんです。



最初の2ヶ月でつまずいたのは、私に能力がなかったからじゃなくて、行動の順番を間違えていたからでした。
【準備編】副業初心者が最初にやってしまう2つのミス
ここからは、私が実際にやってしまったミスを1つずつ振り返っていきます。まずは、副業を「始める前」の段階でやってしまった2つです。この2つで、私は丸2ヶ月を失いました。
ミス①:調べてばかりで、2ヶ月間なにも始めなかった
一番大きなミスがこれです。私はもともと慎重派で、「失敗したくないから、まず全部調べてから決めよう」と考えるタイプでした。信用金庫で働いていた頃の「正確に調べてから動く」という癖が、副業では完全に裏目に出たんです。
副業の情報はいくらでも出てきます。調べれば調べるほど新しい選択肢が増えて、「まだ知らない、もっといい副業があるかもしれない」と思ってしまう。この状態に入ると、いつまでも決められません。
なぜ調べるだけで終わってしまうのか
①情報は無限にあるので「調べ終わる」瞬間が永遠に来ない
②調べている間は「副業に取り組んでいる感覚」があり、罪悪感が消えてしまう
③登録・応募という行動にはわずかな怖さがあり、調べものはその怖さを先送りできる
いま思えば、調べものは「副業をやっている気分になれる、いちばん安全な逃げ場所」でした。手を動かしていないのに、前に進んでいる気がしてしまうんです。
対策はシンプルで、調べる時間に上限を決めることでした。私が今おすすめしているのは「合計3時間まで」。3時間あれば、主要な副業の種類・だいたいの単価・必要な準備は把握できます。それ以上は同じ情報の言い換えを読んでいるだけなので、3時間を超えたら、内容に納得していなくても登録に進んでください。
ミス②:初心者なのに「一番稼げそうな副業」から選んでしまった
もう1つのミスは、選び方です。私は最初、「せどりが月5万円いける」「動画編集は単価が高い」といった情報を見て、一番稼げそうなものから選ぼうとしていました。
でも稼げる副業ほど、必要な準備・初期費用・作業時間が大きくなります。育休中で、娘が寝ている隙の30分しか自由にならない私が、いきなり在庫を抱えるせどりや、書き出しに時間のかかる動画編集を選ぶのは無理があったんです。
稼げる金額から選ぶ
単価は高い / 準備と初期費用が大きい / 最初の1円までが遠い / 途中で挫折しやすい
始めやすさから選ぶ
単価は低い / 登録だけで始められる / 最初の1円が早い / 続けながら次を選べる
もちろん、最終的に単価の高い副業を目指すのは正解です。ただそれは、「まず1円を稼いだあと」に考えればよかった。最初に必要だったのは、稼げる副業ではなく、今日から始められる副業でした。
📝 さおりんの体験談
2ヶ月目、私は「せどりの仕入れリスト」をエクセルで作り込んでいました。商品名も仕入れ値もびっしり。でも実際に仕入れに行くことは一度もなく、そのファイルは開かれないまま消えました。準備だけが上手になっていたんです。
【実践編】始めたあとにやってしまった3つのミス
準備段階のミスを乗り越えて動き出したあとにも、私はしっかり3つのミスをしています。ここは「始めたのに続かない人」がつまずくポイントでもあります。
ミス③:最初から完璧を目指して、時間を使いすぎた
初めてクラウドソーシングに登録したとき、私はプロフィール欄を書くのに3日かけました。何度も書き直して、まだ足りない気がして、また書き直して。結果、最初の1件に応募するまでに1週間以上かかったんです。
でも実際に案件を受けてみると分かります。プロフィールは応募しながら直せばいいし、直したほうが確実に精度が上がります。机の上で完璧を目指すより、1回動いて反応を見るほうが早いんです。
⚠️ 注意してほしいこと
副業初心者がやりがちなのが「準備を完璧にしてから応募する」という進め方です。プロフィールも提案文も、実際に応募して反応を見ながら直すほうが早く改善します。最初の1件は、完成度より提出することを優先してください。
ミス④:収入の目標を高く設定しすぎて、勝手に落ち込んだ
私が最初に立てた目標は「月3万円」でした。育休で減った分を埋めたかったからです。でも初月の収入は3,800円。目標に対して8分の1で、「やっぱり私には向いていないのかも」と本気で落ち込みました。
いま見れば、初月で3,800円は悪くない数字です。それでも当時つらかったのは、高すぎる目標が、順調な進み方まで失敗に見せてしまったから。目標は本来やる気を上げるためのものなのに、逆に折る道具になっていました。
初心者が最初に置くべき3つの目標
①1ヶ月目は「1円でも入金される」ことだけを目標にする
②2ヶ月目は「同じ作業をもう一度やる」ことを目標にする
③金額の目標は3ヶ月目以降・実績の平均が見えてから決める
この順番にしておくと、初月の3,800円が「目標未達」ではなく「1つ目クリア」に変わります。同じ結果でも、受け取り方が変われば続けられるんです。



目標を低くしたら、そのまま稼げない人になっちゃいませんか……?
そう思いますよね。でも実際は逆でした。低い目標をクリアし続けた人だけが3ヶ月目まで残っていて、高い目標を掲げた人ほど1ヶ月目で消えていきます。金額を伸ばすのは、続けられると分かってからで間に合います。
ミス⑤:誰にも相談せず、ひとりで抱え込んだ
これは金額よりも、続けられるかどうかに直結したミスです。私は副業のことを、夫にも友人にも半年近く話していませんでした。「稼げてから言おう」と思っていたんです。
でもひとりで進めていると、うまくいかない理由が全部「自分のせい」に見えてきます。単価が低いのも、返信が来ないのも、初心者なら誰もが通る普通のことなのに、それを教えてくれる人がいませんでした。副業がしんどいのは、作業そのものより孤独だからでした。
夫に話したのは、月1万円を超えた頃でした。話したその日から、娘をお風呂に入れる時間を代わってもらえるようになって、作業時間が週に3時間増えたんです。もっと早く言えばよかった、と今でも思います。
なぜ副業初心者は最初の2ヶ月でつまずくのか
5つのミスを並べてみると、性格の問題に見えるかもしれません。でも実際は、初心者なら誰でもハマる構造があります。
副業を始めるとき、私たちは「稼ぐ」という結果からスタートを考えます。いくら稼げるか、どれが一番効率がいいか。ところが結果から考えると、必ず比較が始まり、比較が始まると行動が止まります。
最初の2ヶ月で本当に必要なこと
副業を始めて最初の2ヶ月に必要なのは、稼ぐことではなく「自分の生活の中で続けられるかを試すこと」です。使える時間帯・体力・集中できる長さは人によって違うため、実際にやってみないと分かりません。この2ヶ月は、稼ぐ期間ではなく検証する期間だと考えると、判断が一気にラクになります。
私がアンケートモニター・フリマ・ハンドメイドと試して分かったのは、金額そのものより「体力を使う副業は私には続かない」という事実でした。この気づきがあったから、後にWebライターを選んで月10万円まで伸ばせたんです。最初の2ヶ月は稼げなくても、自分に合わないものが分かった時点で十分に前進しています。
最初の2ヶ月の判断基準
最初の2ヶ月の成果は、金額ではなく「自分に合う副業が1つ絞れたかどうか」で判断してください。
最初の2ヶ月をやり直すなら、さおりんがやる3ステップ
もし今、副業を始める前の自分にアドバイスできるなら、この3つだけを伝えます。順番が大事なので、飛ばさずに上から進めてください。
とくに大事なのがSTEP01です。私は最初「夜に2時間できるはず」と思っていましたが、実際に測ってみたら、寝かしつけのあとに使えたのは平均40分でした。ここを勘違いしたまま副業を選ぶと、続かない前提のスケジュールを組むことになります。
最初の1件を早く終わらせるコツ
①報酬より作業時間の短い案件を選ぶ(30分以内で終わるものを探す)
②応募文はテンプレートを1つ作り、案件ごとに1行だけ足す
③終わったらすぐ2件目に応募する(振り返りは3件終わってからでいい)
ここまで進めば、副業は「調べるもの」から「やっているもの」に変わります。最初の1件が終わった瞬間から、情報の見え方まで変わるんです。
登録して案件を眺めるだけでも、「自分にできそうな仕事」の解像度は一気に上がります。私が2ヶ月かけて調べたことの大半は、登録後の30分で分かる内容でした。



最初の2ヶ月にやるべきなのは、正解を選ぶことじゃなくて、1回だけ動いて自分のデータを取ることでした。
副業を始めて最初の2ヶ月に「やらなくていいこと」
やるべきことと同じくらい、やらなくていいことを知っておくと時間が守れます。私が2ヶ月間かけてやってしまった、必要のなかった作業を挙げておきます。
最初の2ヶ月にやらなくていい3つのこと
このうち3つ目は、初心者がお金を失いやすいポイントでもあります。まだ1円も稼いでいない段階で高額な教材を買うと、元を取らなければという焦りが、副業選びの判断まで狂わせます。
質問の中でいちばん多いのが1つ目です。稼げないこと自体は失敗ではありません。失敗なのは、稼げないまま何も試さずに2ヶ月を終えることのほうなんです。
同じ2ヶ月でも、使い方でここまで変わります。左が実際の私、右がやり直すならこう使うという中身です。
Before(実際のさおりんの2ヶ月)
記事を50本以上読む / 比較表を作る / 登録も応募もゼロ / 残ったのはブックマーク30件
After(やり直すならこう使う2ヶ月)
調べるのは3時間まで / 1週間で使える時間を測る / 1つ登録して5件応募 / 残るのは実績と自分のデータ
違いは能力ではなく、行動が入っているかどうかだけです。右側の内容は、どれも1日30分あればできることばかりで、特別なスキルは1つも要りません。
副業を始める前に、いくつできそうですか?
まとめ:最初の2ヶ月は、稼ぐ期間ではなく試す期間
副業を始めて最初の2ヶ月でやってしまったミスは、調べすぎ・稼げそうな副業を選ぶ・完璧を目指す・目標が高すぎる・ひとりで抱え込む、この5つでした。共通しているのは、どれも「まだ動いていない段階で結果を考えていた」ことです。最初の2ヶ月に必要なのは正解選びではなく、自分の生活で続けられるかを試すこと。1件終えた経験が、次の判断を全部速くしてくれます。



調べるのをやめて、まず1つ登録してみるところからで十分です。私も3ヶ月目の数百円から始まりました。今日の1回が、半年後のあなたを助けてくれますよ。









